2010年10月31日日曜日

雪観測(10月31日)

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月19日。)

午前中はテレビを見て、午後はごそごそ。
この日、窓から初雪を観測(僕にとって)。

後で知ることになるが、F氏はこの数日前に雪を見たとか見ていないとか。

遅い朝ご飯に親子丼を作ってみる。
ただし卵が古いので半生はあきらめ、完璧に火を通す。
しかも緑のモノがないので見た目は悪い。
味は、僕が作ったので、あいかわらず薄い。

そして昼過ぎに昼ご飯。
またしてもローストビーフを作り(火をしっかり目に通した)、パンに挟む。
毎回スライスするのは面倒だが(朝)、ある程度保存が利く肉類という意味で便利である。
ハムやベーコンはどうもケミカルな物質が気になってなかなか買えない。

2010年10月30日土曜日

だらだら。豚肉安かった。(10月30日)

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月19日。)

今日は土曜日で休みだがいつも通り目覚まし時計が鳴ったのでそれに併せて起きた。
10時過ぎまでテレビを見て、最寄りのスーパーへ。
豚肉が安かったので買ってきた。

昼ご飯はさっそくそいつをいただくことに。
なぜ、よりによってライスなのか?
それは、豚の生姜焼きだからです。
ある意味和食です。
野菜とかどうでも良いけど、写真を撮ろうと思ったので添えてみました。
むちゃくちゃきれいに見える。
たぶん、誰も見ていなかったらご飯の上に直乗せしています。

豚肉の厚切りが4枚入りだったので、2枚はラップに包んで冷凍、もう一枚は生姜焼きのたれに漬け込み、後に冷凍。

午後はいつも通りごそごそ。

2010年10月29日金曜日

生活が安定してくるころ(10月29日)

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月19日。)

昼間は書き物。
午後はMatLab。
帰宅後はごそごそ。

今日は週末なのでちょっと大きなビールを飲んでみた。
まあまあうまい。
ただ、やはり一人で飲んでいるなぁという雰囲気だけはどうにもならない。
(F氏は飲めない)

2010年10月28日木曜日

カナダの漫画を買ってみた(10月28日)

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月19日。)

この日数日前から家でもネットが使えるようになっていたが、この日に初めてダーリンとビデオチャットすることに成功した。

車にはタイヤがついているし、誰も全身タイツで生活していないけど、やはり21世紀なのだと確信する。

全身タイツといえば、こちらの一部の女性の間では、丈の長いタイツというかレギンスというかが流行っているようす。
日本でも流行っていましたが、こちらは、股までの丈の長い服を併用したりスカートを上からはいたり、しない。
みんなプリプリして歩いている。
はじめ見たときはダサくてビビリった。
靴はモコモコブーツ。

前日調整したプログラムの動作をボスにチェックしてもらう。
「うむ」とのことでOKだったようだが、「できたのならさっさと予備実験しろ」と。
さすが。




帰宅後は、日本でやっていた仕事の続きなどをちょこちょこやった。
晩ご飯は、卵雑炊。
先日米を炊いたが、電子レンジがないので温めるには汁物にするしかない。

2010年10月27日水曜日

MatLab(10月27日)

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月19日。)

4時就寝にもかかわらず8時起床。
さすがに眠い。

日中は実験プログラムをいじくる。
コンピュータに強い学外の人に作ってもらったプログラムを、ポスドクである僕が実験内容に合わせて書き直す、という感じ。
プログラム言語はMatLabなので、初体験。
言語自体は難しくないが、さすがに他人が書いたプログラムをいじくるのは難しい。
しかも、各所に「巧い」方法が使われているので、そういう方法になれていない僕には、一見してどういう処理が行われているのかわかりにくい。
ただ、全体的にはやはり「上手い」プログラムなので、そう言う意味ではわかりやすい。

昼ご飯にWendy'sのハンバーガーを食す。
コンボにするといったら、「M? L?」と聞かれた。
なぜSを除外する。
Mと答えてもこのサイズだ。

2010年10月26日火曜日

三角関数。Tide。(10月26日)

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月19日。)

例の英語のレッスンの時、あちらが、「この距離でこの視角にしたいとき刺激の大きさはどうしたらよいか、この大きさで合っているか」と聞いてきたが、その時何を勘違いしたか、「atanを計算する必要があるので今はわからん」と答えてしまう。
ただ、視角が1度で観察距離が57.3 cmのときは刺激の大きさは1 cmになるということはさすがに覚えているので、概算して、合っていそうだったので、そのように伝えた。

オフィスに戻った後、ふと、「いやいやいやいや、普通のたんじぇんとやんけー」と思い出して、メールでカバーしておいた。
ひょっとすると、何か聞かれても「解らない」と答える癖がついているのではないだろうな。


先日のジャーク・チキンに触発されて、スパイシーな味付きチキンを作ってみた。
ただし味をしみこませたわけでもなく焼いただけ。
ビールを飲みながらいただきます。
やはり、サンドものにトマトを入れるとうまい。
どんなソースもかなわない。
パンがつぶれてたってかまわない。


夜に、先日買ったTideの液体洗剤で洗濯した。
仕上がったシャツが若干青い。
これは、今まで色の落ちたことのない黒い下着から青い色が落ちたか、洗剤の毒々しい紺色が染みついたかのどちらかである。
どちらにしても奇妙な現象である。

夜中までごそごそして、4時に就寝。

2010年10月25日月曜日

数カ所にメール(10月25日)

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月19日。)

何日か前にこちらの大学のメールアカウントをゲットできたので、日本でお世話になった方々にご挨拶を送ろうとするも、ほんの数カ所に送るだけで時間的に手一杯になってしまった。

またしても自動販売機で高価なスナックを購入。
47gのプレッツェルが2.25ドルとか高すぎる。
そして塩分も結構高い。


5時に帰宅。
カッペリーニのはずがゆですぎてスパゲッティーのような太さになっている。
おなかがすいていたと見えて、結構な量をゆでている。
緑色の何かは、ほうれん草。


一息ついた後、夜中まで作業。

2010年10月24日日曜日

論文を読んだ

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月19日。)

この日は一日中論文を読んだり、月曜に向けてなにか読み書きをしていたらしい。

Jane-Finch(10月23日)

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月19日。)

 Jane and Finch と呼ばれる交差点にあるショッピングモールへ。
家からそう遠くもなく、歩いていった。
この交差点付近は治安が悪いことでカナダでも有名。
ダウンタウンでの取り締まりが強化されたのに伴って、Jane通り沿いに犯罪が北上したとかしないとか。
とはいえ、homicideは夜に起こるので、昼間なら大丈夫だろうということでF氏と偵察。

交差点に到着する前から、その辺り一帯に「いかにも移民」って感じの人たちがたくさん住んでいると言うことは昼間でも解る。
そして周囲からは我々もそのように見えているはず。

1ドルショップもあるし、LCBOもあるし、中華ショップも、普通のスーパーもあった。
ただ、歩いてこれるとは言っても結構遠くて、普通はバスで来る距離なので、車か自転車を買わない限りはそう頻繁には来ないかな。

日本にいたときに某科氏からおすすめいただいたジャーク・チキンというモノを食べてみた。
確かにうまい。
そして直感的に、店によって様々なバリエーションが存在しそうだなと思った。
いろいろなところで試してゆきたい。

台所の排水口に置く金網を買って、中華でないスーパーで買い物して帰宅。

2010年10月22日金曜日

知識が足りない(10月22日)

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月19日。)

どうやらこの日は一日中論文を読んで過ごしたらしい。
自慢ではないが、僕には今の研究に関する知識が不足している。
ただ、一日中読んだと言っても、せいぜい論文を2,3本読めれば御の字。
「英語でも、会話は全然だけど、論文なら読める」とか豪語することもあるが、実際にはその速度は遅い。

2010年10月21日木曜日

家でのネットを申し込んだ(10月21日)

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月19日。)

この日のスケジュール帳を見ると、ボスとの対談時間帯に、予定ではなく記録として「ボコボコ」と書かれている。
おそろしい。
それでも、何をボコボコに言われたのはよく覚えていないというのは、たぶんいけないことなんだと思う。
 なんだったんだろうか。血となり肉となっていれば具体的に覚えていなくても良いか。

この日はダーリンの誕生日であるが、朝、メールをチェックをするとすでにこの日の夜の写真が届いていた。
妹様とその旦那に祝ってもらったらしい。
写真の3人はカメラ(ケータイ)ではなく僕を見ている!と意味もなく思いこんでみる。


昼は学内のPOPEYESとかなんとかいう店でファーストフードを食べてみる。
スパイシーなチキンサンドのコンボ(セット)を注文。
どうやら飲み物を聞かれたようなので、「セブナップ」と言ってみたいばかりに7upを注文。
その後も何かを聞かれたのがよくわからんのでとりあえずYesと答えてみた。
たぶん、フレンチフライにするかマッシュポテトにするかを聞かれたのだと思うが、その結果が写真の通り。
カップに入ったマッシュポテトにトロトロの何かがかかっている何かをゲット。
5W1Hの質問にYesで答えるとマッシュポテトが手に入ることを学ぶ。
味の方向性は悪くないが、やはり外食は塩味が濃くのどが渇く。
たぶん僕はこのマッシュポテトをどんぶりのタネにできる。

夕方は、家のネットをつなぐための手続きをオンラインでせっせとすます。
3営業日後に開通、ってことは、土日を挟むので結局5日後くらいかな。
ちっ。

なんとなく通りかかった自動販売機でスナック菓子を買ってみた。
写真の通り、32gの小袋であるが、たしか2ドル25セントだったかな?
とにかく、自動販売機はなんでもむちゃくちゃ高い。
どこかの国みたいに肥満大国にしないために税金でもかけているのだろうか。

そして欠かさず原材料をチェック。
dehydrated potato flakes(dextrose, mono-and diglycerides, sodium acid pyrophosphate, citric acid), modified corn starch, sugar, vegetable oil, salt, soy lecithin, monocalcium phosphate, sodium bicarbonate.
だそうです。。。

2010年10月20日水曜日

学内オンラインサービスのアカウントゲット(10月20日)

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月17日。)

学内の様々なオンラインサービスを受けるには、Passport Yorkというもののアカウントを取得せねばならず、この日それを取得することができた。
それに伴い、大学ドメインのメールアカウントもゲット。

そして、アパートでインターネットをつなぐには、このアカウントで大学のページにログインしてオンラインで申し込まねばならなかったのだ。
家でネットをつないだりメールをしたり、非常に重要なアカウントであったのです。
やったー。

昼はジャパニーズフードを食わせるという学内のファーストフードレストラン、その名も「SAKURA」に挑戦。
もちろん店員どうしはハングルで会話している。
メニューにもプルコギとかいろいろある。
SUSHIではなくあえてうな丼をチョイス。
ご飯の横に盛り合わせてある、もやしとタマネギを炒めたモノがどうも不思議な雰囲気をかもしていました。

この後、数日前まで丸付けをしていた非常勤先の試験の答案を送付。

オフィスにもどりスケジュール帳を見ながら、「明日はダーリンの誕生日だな。日付が変わる時にメールするか」とか思っていたが、実はこのときすでに日本は「明日」になっていた。
なんてこったい。

この日図書館のLearning Commonsがオープンだったようなので覗いてみた。
セレモニーがあったようだが、僕がついたのはそれが終わった後のようであった。
York大学は大学にしては比較的新しい大学だが、それだけに勢いがある。


なぜかその後家で仕事をしようと思ってみて、さっさと家に帰ってしまった。
そして真っ昼間から夕飯を食べてみる。
写真はさもフェトチーネか何かに見えるが、実は例の中国の平麺。
しかもクリームや牛乳ではなくクリームチーズ。
マッシュルームとクリームチーズの味がするうどんのようなモノと思っていただければR^2=0.89の説明率。
横のコップは麦茶ではなくウイスキー。
レタスとかどうでも良いけど写真を撮る前に添えてみた。

2010年10月19日火曜日

英語のレッスン(10月19日)

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月17日。)

日中はKDEという現象についてお勉強をした。
16時から、例の英語のレッスン(学部生が教えてくれる)だったので、その時に「昨日漫画を買った。台詞が多くて勉強になる。」と言ったが、しきりに「英語の勉強ならもっと良い本を読め」と言われた。
文法の整った英文はそこそこ読めるし、逆にひねった表現も今は不要で、人が会話で何を言っているかを知りたいのだ、と力説(ポツリポツリと単語を並べた英語でな)しても、「それでも良い本を読め。自分はそうやって英語を身につけた」と言われた。

ご本人は確かにパキスタン系で、英語を一生懸命勉強したのだとか。
しかし、幼少時をニュージーランドで過ごし、10代の時からカナダで暮らしている。
君はそんな印欧語族の自分と僕とを同一視するのかい。


なのでそれ以降は影でこっそりとブラックジャックを読むことにした。
だって結構勉強になるのだもの。

2010年10月18日月曜日

酒ゲット(10月18日)

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月17日。)
この日は昼過ぎに一旦キャンパスを抜け出した(ボスには告げ口しないでください)。
実は先日アルコールを買えなかったので、その日の夜にムキになってLCBO(酒屋)のありかを突き止めていたのだ。
キャンパスの敷地に隣接したところにも一件あるらしいので行ってみた。

なるほど、ここの前も何度かバスで通っていたが、LCBOという単語を知っていて、かつ店の前に行くまでまったくわからない。

適当にちょこっと見繕って購入。
のはずが、結構買ってしまった。
僕の家もLCBOもキャンパスの敷地に隣接しているが、歩くと30分はかかるので、買い溜め。


ちなみに、上の写真のCCとワインはこういった紙袋に入れてくれた。

もちろん日本でも許可を持った人が酒類を販売しているが、こちらはコントロールがもっと厳しく、運営にまで州政府がかなり深く介入している様子。



そのご15時ごろまで家でまったりして(何をしたかは想像にお任せ)、15時半から19時までオフィスに復帰。

この日、大学の本屋で英語版のブラックジャックを買った。
5巻。
1巻から4巻は無かったし、6巻以降はなんとなく話が変になってくるので。
日本にいた時は漫画など買ったことがなかったが、これは英語の勉強によいのではないかと思い、なんとなく買ってしまった。
ブラックジャックは妙に日本人くさい台詞を吐いたりするが、それがうまく英訳されていておもしろい。
ちなみに一冊19ドル(1600円から2000円ほど)する。

2010年10月17日日曜日

一人で街へ(10月17日)

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月16日。)

この日は、午前中は家でだらだらしてみた。
朝ご飯はとりあえずカッペリーニを作ることに。
思い立ってから食卓に載るまで10分以内(実質5分くらい)。
このように、半端な作り置きが功を奏すのです(前日の記事参照。)


そしてその数時間後におなかがすいたのでお昼ご飯。
レタス、ローストビーフ、チーズ、アボカドのサンド。
これも、あったものを挟んだだけ。
うめー。


そしてダウンタウンへ出陣。

スパダイナ駅(ローマにも同じ名前の駅があったな)で降り、コリアタウンの寿司屋を眺めながらぶらぶら。


南下して中華街を通り、ケンジントンマーケットへ。


変な食材などをみながらぶらぶら。
この近辺はなかなか熱い。



そこからさらに南下して、イートンセンターへ。

プレスリーのスローテンポを流しながら静止したおじさん。
ぴくりともしないが、箱に小銭を入れると曲にあわせてゆっくりとロボットダンスをしてくれる。

(イートンセンターの中。)

上の写真はセントローレンスマーケット。
しかし到着した時にはすでに閉まっていた。


この日の目的は二つ。
靴と、酒。

日本を発って以来、酒を飲んだのは学内のパブが一回と、ホームパーティーでちょこっと飲んだのが一回。
乗り物酔いがアレなので飛行機の中ですら飲んでいない。
カナダはアルコールのコントロールが厳しいと聞いていたが、さすがにダウンタウンを歩き回れば一件くらい酒屋があるだろうと高をくくっていた。
結局この日、 見つけられず、夕刻になって小店のおじさんに「この店には酒ないよね?酒屋がどこにあるかおしえてちょ。」と聞くと、「どちらに向かうのだ?北か・・・じゃあ数ブロック向こうにあるよ」と教えてくれた。
教えてもらった店にたどり着いた時にはすでに閉店後であった。
家に帰って調べると、もちろんダウンタウンにも酒屋(LCBOと呼ばれる)はあったのだが、こちらの酒屋は妙にひっそりとしているもので。
この日一日で10キロは歩いた。

ただ、靴は買えて良かった。
これまでは、日本から履いてきた靴を毎日履いていた。
しかし革製品なので、できることなら隔日などで休ませたい。
結局、雪も見越してブーツを買った。
誰しも、新品の靴で家の中を歩き回ったことがあるだろう。
僕も一人でうれしそうに部屋の中で靴を履いてみたが、こちらの生活では家の中で靴を履いていてもそれが普通であった。



 晩ご飯は質素に。
よくわからん中国の平麺とブロッコリー。
麺のスープは、前日の鶏(胸肉のゆで汁!笑)ベース。
黒っぽい具のようなモノは椎茸(これも作り置きコレクションの一つ)。
・・・・と、なぜかオレンジジュース。

2010年10月16日土曜日

休日出勤(10月16日)

午前中の遅くに起き、昼まで論文書き。
昼から最寄りのスーパーへ買い物。
(F氏にこのスーパーの場所を教えるために一緒に行った。)
帰宅後さらに論文書き。
16時からは戦いの場をオフィスに移して論文書き。
ドラフトを共著者に添付送信して、帰宅時には夜(8時くらい?)になっていた。
空を見上げると満月でもなく細いわけでもないどうでも良い月が光っていた。
「(いとしのダーリンも同じ月を見ているのかしら)」などと思うも、日本は地球の裏側で朝であることを思い出す。

家に帰ってからは、日中に買い込んだ食材を処理する。
冷蔵庫の中身。
見えているコップ類の中には、ソテーしたマッシュルームやソースなど、中途半端に作った物が入っている。
何か名前のついた料理を一つ作るのは大変だが、こういった半端モノをたくさん用意しておくといろいろ組み合わせてどうとでもできる。


クローズアップ。
この日の収穫は、鳥肝、鳥もも肉・胸肉、牛もも肉。
鳥肝は生姜とニンニクと醤油で「とりきものたいたん」(炒り煮?)。
以前鳥肝を作ってF氏に献上したらえらくお気に召したようで、この日作り方を僭越ながら伝授した。
鳥肝は安いが、やはりマニアックな扱いなのか、アジア色が弱い店には売っていないのよね。

もも肉は冷凍、胸肉はゆでておく。
ゆでる時に塩を濃い目につけておいて、ゆで汁は他の料理の味付けのために置いておく。
みみっちぃけど、これが結構便利。
日本ならカツオ節、じゃこ、昆布、椎茸など、うま味オールスターズから選び放題だが、こちらでは生の食材から自力で味を出すか、既製品のスープの素がメインの選択肢。

牛肉は、意を決してオーブンで丸ごとローストビーフに。
ただし保存用なので、普通のローストビーフよりは少ししっかり目に火を通した。

マッシュルームは前回と同じく、ニンニクと一緒にオリーブオイルとバターでソテーして作り置き。
パスタに絡めてよし、パンに挟んでよし。
今回はタマネギも混ぜておいた。


日本にいた時は果物はあまり食べなかったが、こちらでは安いし保存も利く便利な植物として利用している。
しかし料理に使ったりするような腕は無いので、もっぱら丸かじり。

そういえば前回の買い物の後、ブロッコリーがあるのを忘れていた。
すでに黄色くなっている(笑)
(なぜか台所にイゾジンがある・・・。)



T&Tのような大手アジア系スーパーへ行くと結構日本の食材も買えるが、遠い。
ごま油や味噌、醤油も買えるが、ランクの高い商品は売っていないし、値段は若干高い。
野菜などは若干種類が違う。
そういうことで手近なもので済まそうと思うと和食を離れることになる。
素人が未知の料理(創作)を作るわけだが、そんなときはスパイスとかハーブが威力を発揮し、それっぽいフレーバーにしてくれる。


2010年10月15日金曜日

大学は休みのような雰囲気(10月15日)

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月16日。)

朝、いつものようにボスのオフィスへ行くと、ご不在であった。
そういえば前の前の日も不在であった。
この週はどうやら、大学(とくに学部生)は休みだったらしい。
年度が9月から始まって、いきなりぶっちぎりは大変なのでここらでちょっと一休み、という感じらしい。

僕はとにかく書きかけの論文を仕上げねば。

休憩がてら建物の周りをぶらぶらして、なんとなく自動販売機でドクター・ペッパーに挑戦してみた。
はっきり言って体に悪そうだし、こういうのをゴクゴクいけちゃうほど若くもないが、経験として、勉強として何でも試してみる。

 まあ、くさいコーラだね。

2010年10月14日木曜日

英語(10月14日)

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月15日。)

学部生が英語を教えてくれることになった。
教えてくれると言っても、もちろん系統立った教育ではなく、会話をしたり、日常で解らなかったところを聞けば答えてくれる感じ。
とてもありがたい。

ちょうど解らなかったことがあったのでたずねようとしたが、そのたずねる英語力すら無いことを実感した。
二人で通夜のような1時間を耐え抜いた。

2010年10月13日水曜日

受賞の知らせと日本から送った荷物が届く。(10月13日)

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月15日。)

旧職場の大学では教育に功績のあった教員に贈られる賞があるのだが、それの受賞通知が家に届いていると妻から知らされた。
学生と先生方に自分の授業を認められたと言うことは、とてもうれしい。
手を抜かずに一生懸命授業して良かった。
そのかわり研究時間は割を食ったけど。

先日郵便の不在届けがあったので、取りに行った。

どううですか、この箱。
日本の店で、何も書かれていない、手も切れるような新品の箱を買って、几帳面にテープ止めした荷物も、届く時にはこうなっているのです。
しかも重い荷物は、放り投げられた時に衝撃がでかいので破損もでかい。
幸い、中の荷物はとくに損害を受けていなかった。

2010年10月12日火曜日

医療保険のようなもの取得

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月15日。)

OHIPと呼ばれる、社会保障のようなものに加入することが許された。
先日L女史が役場まで送ってくれたが、そこは違う役場だったのでこの日リトライ。
今回はボスが送ってくれた。
長い列に並んで待ったが、順番が来てからは何の支障もなく普通に許可された。

そういえば、就労ビザを取得する時から思っていたことだが、レターヘッドのついたレターの威力はすごい。
こちらをいぶかしみながら上目遣いで「Hello」と言った係員も、ヘッド付きのレターに必要事項が書かれていれば特に問答無く「OK」と話を通してくれる。

OHIPは到着から3ヶ月以降の医療福祉に適用されうる。
なのでそれまでは病気はできない、と思っていたら、それまでの間は大学の保証制度のUHIPというものでcoveridgeを受けられることが解った。

2010年10月11日月曜日

サンクスギビングデー・休日(10月11日)

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月15日。)

この日は家にいた。
日本でやっていた非常勤講師のテストの採点を夜までしていた。
答案用紙は日本のアパートに送られたものを妻をしてこちらに送らしめた。

晩ご飯の後は、日本に居た時に書ききれなかった日本語論文を執筆。
先は長い。

2010年10月10日日曜日

サンクスギビングデーのパーティー(10月10日)

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月14日。)

朝は、日本にいた時の非常勤のテストの採点をしつつ、日本を出る時に知人がくれたブロックを組み立てていた。
(しかし一度に組み上げずに徐々に作った。このときは基礎工事?だけ。)
一大イベントの前に集中力を高めるにはよい行いであった。






数日前にF氏から「HI先生が、サンクスギビングのパーティーに、もう一人の日本人もどうか、とおっしゃっている」と聞いた。
HI先生というのは、奥行き知覚研究の巨匠のHI先生で、もう一人の日本人というのは僕のこと。


いわゆる外国のホームパーティーというものがよくわからないので一瞬たじろいだが、うれしいしありがたいので「よろしく」ということになっていた。

そしてこの日が来たというわけ。

バスと徒歩で1時間くらいかけてHI邸へ。
到着して挨拶するも、世間話をできるほどは我々の言語能力は高くない。
(僕はカナダに来て10日ほど。)
先生は心得たもので、いくつかパズルゲームを出してきて、「解いてみ」と。
先生はこういったパズルの類がお好きなようで、次から次へと出てきた。
F氏は「ポスドクとしての能力を測られている気がする」と必死に取り組んでいた。
僕は、板に刺さった一本の釘の頭の上に、6本の他の釘を乗せる課題を賜った。
・・・。
後で教えてもらったが、ある特定の方法で釘を組むと乗せることができるのだ。
しかし僕は「組むんだろうな」ということは解ったが その組み方は解らなかったので、正解よりちょっと劣る組み方を開発し、あとは器用さで乗せてしまった。
HI先生も若干「えー、たしかに乗ってるね・・」みたいな微妙な雰囲気で正解認定してくださった。

まもなく、奥さんのクラッシック聴き仲間の、アルメンという男性が現れた。
アルメニア出身だからアルメンと呼ばれているらしい。

そうこうしているあいだにぼつぼつと先生の親戚や知人が集まり始め、総勢20数名になった。
先生の奥さんはそのまま料理を作り続け、他の人たちはめいめいに話をしたりゲームをしている。
F氏の表現を借りるなら「日本の正月みたいな感じかな」。

集いしご家族の面々、聡明でありながらひょうきんな面をちらつかせるのは、H家の血筋なのだなと思った。

我々の到着から数時間後、HI先生が包丁とシャープナーをシャンシャンとこすりあわせてターキーを切り始めた。
そしてテーブルの上に料理が列ぶと、みなぞろぞろ集まってきて席に着きはじめる。
我々イレギュラーな日本人が混ざっているので、テーブルをつなげいすを家中からかき集めやっと全員着席完了。
日本なら「さて乾杯といきましょうか」という感じですが、ここでは着席した人から適当に飲み食いを始めていた。
ただ途中で一度、先生の息子さんがすこし挨拶を入れ、軽い乾杯のような動きはした。
もちろん、息子さんといってもすでに子供ではなく4,50代である。


ちなみに、その息子さんと劇似の人がいて、識別するのにかなり苦労した。
後で解ったことだが、双子だそうだ。

料理はどれも優しい味であった。
場はめっちゃ家族な雰囲気に包まれていた。
食後もめいめいに席を立ち話やパズルなどを始めた。
さすがにここからは家族の時間であるし、夜ももう9時過ぎなので退席することに。
感謝の気持ちと退席の旨を先生に告げると、「送ってあげる」とバス停まで送ってくださった。

2010年10月9日土曜日

Walmart(10月9日)

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月14日。)

スケジュール帳のこの日には、4時くらいからWalmartに行ったことしか書かれていない(たしかF氏と一緒に行った)。

前回行ったウォルマートは、T&Tの向かい(といっても歩くと結構な距離がある)に発見したのだが、今回はF氏の先輩情報のWalmart。
入り口でダンプカーのような巨大なカートを引っ張り出して店内へ。
たくさん買わなければならない気になる。
そして入ってすぐの果物コーナーからいろいろ品物を入れてゆき、後で衣料品などの日用雑貨も必要だったことに気づく。
日本のスーパーだと入ってすぐに「今日は上の階に用があったっけ?」と考えてからカートを引き始めるが、なぜかWalmartではその先読みができない。
幸いWalmartは平屋なので、巨大なカートに食品を入れたまま他のコーナーへ行ける。
そして食品も日用品も何でもかんでもそのカートに入れて精算する。

部屋にゴミ箱がほしくて、手頃なものを探していたが、買うと結構高い。
何かの空き容器があればよいのだが、と思っていたら、ちょうどバケツぐらいの容器に入ったアイスクリームが5ドルくらいで売られていた。
10リットルくらいかな?
もちろん買わずにスルーした。

カナダで安定して一番安い肉は牛肉。
しかしここのWalmartはなぜか肉類のコーナーが微妙に弱い。


F氏が1ドルパンと呼んでいたパン。
僕も買ってみた。
巨大。
味も悪くない。
ただし、すごくふくらんでいるので、重さはそんなに無い。
お買い得はお買い得かもしれないが、実は見た目ほどにはお買い得でもないのかもしれない。


とりあえずバターを買ってみた(写真左上)。
なんとなくクリームチーズも買ってみた(写真真ん中上)。

青リンゴとブロッコリーとレタスとバナナを買ってみた図。
どうも植物が不足しがちな気がしたので。

 マッシュルーム。
とりあえず菌類を体内に取り込んでみる。

ちなみにこちらでも椎茸をちょくちょく見かける。
その名もシイタケマッシュルーム。

2010年10月8日金曜日

空白(10月8日)

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月14日。

この日に関しては、スケジュール帳の記述も写真もない。
たぶんボスに絞られてへこんでいたと思われる。

朝のミーティング時に、僕の英語がさっぱりなのでボスはイライラした感じに声を大きくして"I AM TALKING ABOUT.."とおっしゃるも、僕はtalkingという単語がよく聞き取れず、"...Turkey, ...what?"と聞き返してしまう。
Talkingとturkey、似てませんか、そうですか。
ボスは完全に言葉を失った様子であった。
あの偉大な研究者を七面鳥呼ばわりできるのは世界中で僕しかいない。

2010年10月7日木曜日

Bar(pub?)(10月7日)

午前中に、銀行へリベンジしに行き、見事アカウント取得。
これで給料を振り込んでもらえるってもんよ。
この対応をしてくれたマネージャーは親切な感じだった。

学内にはたくさんのバーがあるらしいが、そのうちの一つへ、某profに連れて行ってもらった。
真っ昼間、12時半である。
(しかし無理に英語で話そうとしたので、会話が弾んだとは言い難い。)
揚げ物やチキン、チーズチーズした食べ物をすべ手で食べた。

日本人は潔癖だとかいうけど、トイレなどの手洗い場で石けんまでつけて手を洗う人は少ない。
しかしこちらの人は一生懸命手を洗っている。
ひょっとすると、手で食事することが多いから、清潔にしなければならないとか、単に手がギトギトになったとか、そういう可能性がある。

午後は図書館を探索し、オフィスに戻った後は文献検索のデータベースの使い方をマスターした。
 工事中のラーニングコモンズ。

図書館の吹き抜け。

2010年10月6日水曜日

SIN、銀行口座連続取得なるか(10月6日)

(淡々とした単なる記録。これを書いているのは2010年11月14日。)

ボスとのミーティングの直後、助手的なことをしてくれているL女史の車で役場へ連れて行ってもらった。
SIN(社会保障番号)取得。
大学に戻って、学内の銀行へ行きアカウントの申請・・・と思ったら、「マネージャーは今ミーティング中で、今日は無理」と言われた。

結局次の日に行くアポを取って帰る。
このとき、僕にほとんど英語が通じなかったので行員はめんどくさそうに適当にアポ取りしてた。
来客予定者の名前が書かれたカレンダーに適当に印をつけ、僕に名前も聞きすらせず「someone」と書き込んでいた。
僕は楽でよかったけど。

この日の昼ご飯はチリスープとバン。
いろいろな文化を反映したいろいろな店があって楽しい。

2010年10月5日火曜日

本格始動1日目(10月5日)

昨日ボスと方針を話し合ったわけで、いわばこの日から本格始動開始。

毎朝ボスとミーティングをすることになっている。
この日すでにボスはイングリッシュ・モードになっていた。
キツい。
いくつか文献を紹介してもらった。

午後は文献を探したり、こちらで生活するためのお役所仕事などで時間が過ぎた。

夕方、正体不明の飲料に挑戦する。
パッケージの見たままの味であった。
トロトロした激甘ココアといったところか。
このシリーズは、専用の自動販売機で売られている。

2010年10月4日月曜日

ボス(10月4日)

朝10時にボスのオフィスへ行く。
カナダの地でお会いするのは初めてである。
今後どういう方針でやってゆくかなどを話し合った。
ボスは子供の頃は日本人だったので、日本語を話せる。
カナダでは英語をお話だが、この日は全部日本語で話していただいた。

その後僕は自分のオフィスに戻って、共有プリンタを使うためのセットアップなど、PC関係の環境整備をして、キャンパスとその周りをうろついた。

これはstudent centre のフードコート。
日本語で言うなら学生会館とでも言おうか。
実に様々な人種のたちが居る。
良いことだと思う。

グースのような謎の鳥がキャンパスでくつろいでいる。

とりあえずベーグルを食べてみた。

見たことのない飲み物をあえて買ってみた。
自動販売機で2ドル25セントもする。
味は想像していた味だった。
うまくない。

 キャンパスのはしっこの競技場の辺りで、謎の動物を発見。
おそらくビーバーだと思う。

このままSteeles通りを東へ歩き、東欧系スーパーなどを見つけながら、気がつくとだいぶ歩いていたので引き返した。

18時頃に帰宅し、そしてさっさと寝た。